• 2013年02月27日 【メルマガコラム】ケース別、エンハンストキャンペーンへの移行時に注意すべきことと諦めること

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    発信元:メールマガジン2013年2月17日号より 小西 一星

    ここ最近、
    SEM関連のブログを見ればどこもかしこもエンハンストキャンペーン、
    ブログでもSNSでもエンハンストキャンペーン、
    老いも若きもエンハンストキャンペーン、
    男も女もエンハンストキャンペーン、

    といったくらいに話題騒然なエンハンストキャンペーンなので、
    そんなにみんな話題にしていることを、右向け右で書きたくないぞ、
    と思うのですがやっぱりエンハンストキャンペーンのことを書いてしまう、
    とても時代の流れを読むことでおなじみの小西です、こんにちは。

    エンハンストキャンペーンのことがさっぱりわからない人はまずこちらを読むことからはじめていただくこととして、
    http://www.h-takii.com/archives/enhancedlink.html

    今回は、なんとなくわかったけどどうしたらいいんだ、と思っている人向けに書きます。

    何を注意しなければいけないのかを、
    恐らくよくあるであろうケースでいくつかまとめました。



    ちなみに2013/2/27現在の仕様に基づくもので、そのうち仕様が変わることもあると思います。



    ●PCとタブレットとスマホをわけていなかったキャンペーン

    これは特にいろいろと不安に思うことなく、エンハンストキャンペーンに移行してしまって大丈夫です。
    むしろ、わけようかな、どうしようかな、
    どっちかっていうとわけるべきだけど手間かけるほど重要じゃないしな、
    くらいに思っていたキャンペーンであれば、
    手間をかけずともスマホの入札単価を調整出来るようになったり、
    スマホ用の広告文を投入出来る(※)ので、
    メリットが大きいでしょう。

    分割>デバイスで、これまでのスマホの結果を確認して、
    PCよりも入札単価を上げるか下げるか、もしくは変えないか決めて、
    移行時に入札単価調整比を決めるといいです。



    ●スマホだけオフにしていたキャンペーン

    これもほぼ悩むことなく移行出来ますね。
    特に何も変わらないに等しいかと。
    移行時にスマホの入札単価を-100%にすればスマホには配信されません。



    ●PCのみ配信。スマホもタブレットもオフにしていたキャンペーン

    スマホは止められるので心配ないですが、タブレットが心配です。
    移行するとタブレットをオフにすることが出来なく、
    現時点ではタブレットの入札単価をPCと変えることも出来ないので、
    注意が必要です。
    可能であればGoogleアナリティクスなどで、
    本当にオフで良かったのか確認し、
    オンでもいいのではないかという数字が確認出来るのであれば、
    この機会に配信してみて結果を見てみるのがいいでしょう。

    確実にタブレットの効果は悪い、
    もしくはサイトの機能面などの問題でタブレットには配信したくない場合は、
    タブレットに配信されてしまうのを諦めるか、
    タブレット向けの施策を考える必要があります。

    タブレット向けにサイトを最適化させる、
    PCサイトを見てもらうように促す、
    もしくは、
    「タブレット未対応」と広告文に書いてしまいますかね…。



    ●PC&タブレットと、スマホと分けて配信していた2つのキャンペーン

    これは1つに統合することとなりますので、状況により注意が必要です。
    ただ、PCとスマホで大きく結果が違わなかったとか、
    取れるキーワードはどちらでも同じだし順位もそう関係ない、
    という場合はあまり心配することもないと思います。
    広告文も一応、作成時に「モバイル」というところにチェックを入れれば、
    その広告がスマホに優先して出る(※)ので、
    ほぼ、PCとスマホで広告を切り分けることが出来ます。

    困るケースは、
    ・PCとスマホで全然違うキーワードを入札している
    ・PCとスマホで取れるキーワードが全然違う
    ・スマホは自然検索の上に出るか下に出るかで結果が全然違うため、
     キーワードごとに細かな入札単価の調整が必要だ
    といったところでしょうかね。

    一応やり方しだいである程度なんとかすることも考えられますが、
    どうやってもある程度は諦めるしかないケースだと思います。



    ●PCとスマホで予算が違う。

    事業部自体違うからアカウントレベルでわけていた、というケースもありますね。

    大変残念ですが、

    …あきらめてください。




    移行する時期に関しては、移行支援ツールもリリースされる予定のようですので、
    それからの移行でもいいと思います。
    実際、管理画面上で全て手動で移行させていくのは、
    キャンペーンの数×3クリック以上は必要なので、
    管理しているアカウントやキャンペーン数が多い運用者にとっては、地味に手間もかかります。
    このツールがどういうものかまだわかりませんが、きっと楽に出来るのではないかと思います。

    6月に強制的に、自動でエンハンスト キャンペーンに移行されますが、
    どう移行されるかまだわからないので、基本的には自分で、
    どのように移行するべきか考えてから、手動で移行しましょう。






    ※広告の、「モバイル」のチェックボックスについて

    広告作成時、リンク先URLの下に
    デバイス設定>「モバイル」というチェックボックスがあります。

    実質スマホのみ配信出来るのでは、という誤解を聞きましたが、
    それは、ここでの誤解が一因となっていたようです。
    英語表記の管理画面では、「優先的にモバイルに出す」という表現になっているのですが、
    日本語表記ではなぜか「モバイル」とだけ書いてあります。
    これでは、ここにチェックを入れればモバイル専用広告となるように見えますが、
    そういうことではなく、あくまで、モバイルに優先的に出す広告とする、
    という指定をするだけです。
    ヘルプにはそう書いてありますが、そこまで読まない人も多いでしょう。

    優先なので、特定の広告グループ内の全ての広告に「モバイル」というチェックを入れたら、
    全部優先度が同じなので、全部PCにもモバイルにも出ます。

    例えば、下記のとおりです。

    広告A チェックなし →PCにもモバイルにも出る
    広告B チェックなし →PCにもモバイルにも出る
    広告C チェックなし →PCにもモバイルにも出る

    広告A チェックなし →ほぼPCに出る
    広告B チェックなし →ほぼPCに出る
    広告C チェックあり →ほぼモバイルに出る

    広告A チェックあり →PCにもモバイルにも出る
    広告B チェックあり →PCにもモバイルにも出る
    広告C チェックあり →PCにもモバイルにも出る


    ということで、
    PCには出さないとか、モバイルのみに出すとかといったことも出来ませんし、
    これが絶対モバイルに出るモバイル専用広告だ、という指定も出来ません。
    ご注意ください。
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