• 2014年03月12日 【メルマガコラム】ストーカー広告効果

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    発信元:メールマガジン2014年3月12日号より 小西一星

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    ■ストーカー広告効果
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    住民票を取りに役所に行ったらとっても混んでいて
    どれだけ時間がかかるか聞いたら多分20分とおっしゃるので
    今日はこれ取る日じゃないな今度にしようどの時間帯が空いてますか
    と聞いたら3月中はずっと混んでるとおっしゃるので
    もう取得するの無理なんじゃないかと思えているくらい、
    根気の足りない小西です。

    こんにちは。


    そんな僕としてはあやかりたいくらいに、
    粘り強さを見せてくれる広告がありますよね、
    そう、ストーカー広告、じゃない、リターゲティング広告。
    ストーカーと揶揄されるくらい、追いかけてくるわけですが、
    つい先日、YDNにフリークエンシーコントロールキャップの機能と、
    フリークエンシーレポートの機能が追加されました。

    http://goo.gl/ypHJ50

    つまり、同じ人(正確にはブラウザ)に同じ広告を見せる回数に制限をかけられる、
    例えば同じ人が10回見たらそれ以上は見せない、というようなことが出来るわけで、
    まさしくストーカー対策、しつこく追いかけない設定が出来る、
    とやんややんや言われているわけです。

    AdWordsは前から設定出来ましたが、これでついに、
    YDNでもAdWordsでもフリークエンシーのコントロールが出来るようになったわけです。


    諦めずに頑張る強い心を持ちたいなと思っている僕としては、
    その想いをリマーケティングにたくす勢いで、
    これまでフリークエンシーキャップなどかけずに、
    狙ったユーザーを思いっきり追いかけまわしてきたわけで、
    「フリークエンシー100回以上にしてるやつとかちょっとアレだよね!」
    って言われたら
    「う、うん、そうだよね!しつこいやつは嫌われるよね!(汗」
    とまずは自分が嫌われたくないがために話を合わせてきたわけですが、

    YDNにフリークエンシーレポート機能がついたことでちょっとちゃんと分析して、
    フリークエンシーと一回ちゃんと向き合ってみようと思い立ったわけです。

    したところ、どうやら僕はもうずっとストーカーやり続けるんじゃないかと思えてきたのが、
    このメルマガ書いている午前1:49です。
    (´;ω;`)ブワッ


    まず、Yahoo!さんにフリークエンシーレポートの見方をきちんと聞きました。

    フリークエンシーレポートで、何回以上出したら無駄になるかを確認して、
    フリークエンシーに制限をかける、というのが基本の考え方ですかねと聞いたら、
    そういうことで間違ってないそうです。
    フリークエンシーというのは広告接触回数のことで、
    例えば、クリックしたりコンバージョンしたりする人はだいたい広告に接触するのが10回以内で行動していて、
    10回を超えてもクリックやコンバージョンしなかった人はそれ以上どれだけ見せてもしないから、
    11回以上見せるのは無駄だから11回で止めよう、と考えて設定するそうです。

    ちなみに接触といっても、正確にはブラウザで表示しただけなので、
    それほんとに目で見たのかどうかはわからないですけどね。
    まぁブラウザさんが接触しているわけです。

    と、下知識をつけたところで、
    比較的コンバージョン数が取れているサイトリターゲティングのキャンペーンを調べてみました。

    広告に接触した回数が1〜20回までの人で、クリック総数のうち約20%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜36回までの人で、クリック総数のうち約40%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜65回までの人で、クリック総数のうち約50%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜90回までの人で、クリック総数のうち約60%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜100回までの人で、クリック総数のうち約61%が取れています。
    101回以上のデータは全部まとめられてしまうので細かい回数はわかりませんが、
    残り約49%のクリックは101回以上広告に接触してからクリックしているわけです。


    …、なんだろう、多くのクリックを取るには、101回以上表示しろってことだよね、
    もし100で制限かけたとしたら39%のクリック数を失うということだよね、
    つまりフリークエンシーキャップを全然設定するな、ってことだよね、

    追いかけまくりです。

    まぁ、これはクリックだし、大事なのはコンバージョンだよね、
    追いかけ回されているから泣く泣くクリックしているだけかも知れないよね、
    ということでコンバージョンを確認しました。

    広告に接触した回数が1〜22回までの人で、コンバージョン総数のうち約14%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜34回までの人で、コンバージョン総数のうち約32%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜55回までの人で、コンバージョン総数のうち約41%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜76回までの人で、コンバージョン総数のうち約59%が取れています。
    広告に接触した回数が1〜100回までの人で、コンバージョン総数のうち約68%が取れています。
    残り約32%のコンバージョンは101回以上広告に接触してからのものです。


    …、あれ、これ、フリークエンシーに制限かけると、
    どうやっても大量のコンバージョン数失うってことじゃないかな…。
    ていうか3割以上の人がめっちゃ広告に接触しまくってからコンバージョンしてる、

    …ストーカー効果?

    _人人人人人人人人_
    > ストーカー万歳!<
     ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


    いやこれ多分たまたましつこいやつが好きなのが対象だったんじゃないかな、
    っていうことで他のキャンペーン、他のアカウントもいくつか確認したのですが、
    あんまり変わらないですね、なんだろう、みんなしつこく口説かれると落ちるのかな。
    でも接触1回目からコンバージョンあるしな。


    なんなんでしょうね、って、すみません変な書き方しましたが正直予想通りです。
    そもそもストーカー広告的な印象、つまりウザいと思われる広告って、
    多分接触回数5回程度とか、2日目にも見たとかで充分ウザいんです。


    ちょっとチラッと見たいだけで入った服屋でずっと店員さんがついてきたらウザいですし、
    ほんとに買う気があって入った服屋ならむしろ店員さんに近寄ってきてほしい、
    みたいなものですね。
    もしくは、買う気はなかったけどかなりいい提案してくれるので聞く気になったとか。


    リターゲティングは、リスト作りが命です。
    見込みの高いユーザーには手厚く広告配信して、
    見込みの薄いユーザーには薄く広告配信します。

    この、見込みの高いユーザーリスト、薄いユーザーリストを、
    きちんと切り分けてリストを作ることが重要です。
    そのためには、どういう人が買う気があるのかを見極められるスキルが必要です。
    見極められれば、買う気がある人にだけ厚く広告配信しますが、
    買う気があるので、ウザいとは思わないですよね。

    買う気がない人に手厚く配信しまくるからウザいんです。

    そもそもウザい広告を出さなければいいだけです。

    ストーカーと思われるかどうかはイケメンかどうかによr(ry

    じゃなくて好感を持ってくれている人を追いかければそれはストーカーとはみなされないわけです。


    ストーカー対策だどうだと言う前に、そもそもストーカーやるのやめましょう。


    あと、そもそもですが、ウザいかどうかという観点で考えるのがまずおかしくて、
    成果を上げられるかどうかという観点のほうが比較にならないほど重要っていう話です。
    だいたいなんでも、
    100人のファンが出来たときにはそれ以上のアンチも発生しています。
    10人のファンしかいなければアンチなんて1人いるかいないかです。
    誰かに嫌われるのが怖くて人に好かれることが出来るか、っていう話です。


    ちなみに僕は自分の管理しているアカウントのリターゲティング広告をそんなに見かけないのに
    コンバージョンはしっかり取ってますよ。
    買いそうな行動をしなければリターゲティングの広告はそうそう頻繁に出るもんじゃないです。
    上手くいっているリターゲティングというのはそういうものです。

    買う気はないけどそれっぽい行動をしちゃっている制作担当の方や解析担当の方には、
    ストーカー広告出ちゃいます。

    そういった関係者の皆様はこれからもしつこく追いかけまわしますので、
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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